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蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)について

5人に1人が、一生に一度は経験することがあるといわれている、比較的頻度の高い皮膚の病気です。

膨疹(ぼうしん)と呼ばれる皮膚の限局性の浮腫(むくみ)と、その周りに赤いところ(紅斑)が急に出現したりします。
典型的には、紅班が環状に輪になった膨疹が、体のいろいろな場所に出現し、消えたり出たりを繰り返しかゆみを伴うことが特徴です。
通常は24時間以内(多くは数時間以内)に消えてしまいますが、24時間以上続く場合も多く、蕁麻疹様紅斑と呼ばれています。

蕁麻疹の原因はとても多岐にわたります。

例えば、鯖などの生ものを食べた直後に、痒い皮疹が全身に現れる、代表的な急性蕁麻疹の他にも、寒冷や温熱により誘発される温度蕁麻疹、皮膚の機械的刺激により生ずる人工蕁麻疹、運動や風呂、急に体があったまった時や、興奮した時などに起こるコリン性蕁麻疹、日光に照射された皮膚に限局して起こる日光蕁麻疹など、実に多くの原因により起こることが分かっています。
しかしながら、原因がはっきりと断定できることは少なく、蕁麻疹の約80%は原因不明といわれています。症状が出てから数時間以内に消失することの多い、原因の明らかな食物による蕁麻疹と違い、24時間以上たっても消えない蕁麻疹も、最近多く経験されます。

アレルギー検査について

問診で特定の食物が原因と推定される場合は、血液中の特異的IgE抗体を測定し、原因物質を特定します。しかし実際には、特定の食物の関与は疑われない場合が多く、安易なアレルギー検査は行っていません。あくまで疑われるアレルゲンの裏付け検査とご理解ください。

血中食物抗原特異的IgG抗体検査について

近年、食物アレルギーや蕁麻疹の原因を調べるために、血中の食物抗原特異的IgG抗体(IgG4抗体)を検査する医療機関がネット上でも宣伝されています(本邦では一部研究用でしか検査していませんので、海外に外注し、かなり高額のようです)。数十種類を検査すると、正常の方でも陽性に出ることがかなりあります。診断的有用性については、陽性と出ても結果の評価は定まっておらず、海外でも本邦の学会でも否定的な見解です。根拠のない安易な食物制限は、特にお子様では避けるべきです。

日本アレルギー学会からの注意喚起
日本小児アレルギー学会からの注意喚起
をご参照ください。

治療の主体は、第2世代の抗ヒスタミン薬(日本では抗アレルギー薬と呼ばれています)の内服です。

個人によって効果に差がみられ、それぞれのお薬の特徴をいかして、自分に合ったお薬を見つけつことが大切です。お薬を飲んでいても症状の出没を繰り返す期間が4週間を超す慢性蕁麻疹は、根治が難しいことも多いため、発症初期に蕁麻疹を引き起こす原因やアレルゲンや誘因を検索し、慢性化しないうちに適切な治療方法を考えることが重要です。

皮膚以外にも口唇や眼瞼などの粘膜がひどく腫れたり、特に呼吸器症状が急激に出現し声帯浮腫による窒息やショックに陥ることもあります。特に、そばアレルギーの人がそばを食べてしまったり、そば粉を吸入してしまった場合や薬物による蕁麻疹の場合、治療が遅れると致命的になることもあるため注意が必要です。

口腔アレルギー症候群(OAS)

口腔アレルギー症候群(oral allergy syndome:OAS)は、シラカンバやイネ科・ブタクサ・ヨモギなどの花粉症の方が、ある特定の果物野菜を食べると、口唇・口腔・喉の奥にかゆみや腫れが出現するアレルギーです。

症状は、食物摂取後15分以内に、唇や口の中や喉の奥に、かゆみ・灼熱感・知覚過敏・腫れや水疱が起こります。下痢や腹痛などの腹部症状、鼻炎・結膜炎症状を伴うことが多く、全身の蕁麻疹や喘息症状や、重症の場合はアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

花粉と果物などとの共通抗原性があるためと考えられ、シラカンバ(シラカバ)花粉症の方は、バラ科(リンゴ・サクランボ・ナシ・アンズ・スモモ・モモ・ビワ・イチゴなど)の果物を食べた時に起こり、イネ科の花粉症の方は、トマト・メロン・スイカ・ミカンを、ブタクサやヨモギの花粉症の方は、メロン・バナナ・セロリなどが原因として多いと言われています。

また、ラテックスアレルギーのある方が、アボガド・クリ・バナナなどを食べた時に症状が起こることもあります。

OASの発症を完全に予防できる治療法は現在のところありません。問診から疑われる方は、血液検査で特異的IgE抗体をチェックし、原因となる抗原を調べ、その食物の摂取を回避します。特に花粉症の症状がある時期は注意が必要です。

食物依存性運動誘発性アナフィラキシー(FDEIA)

ある特定の食べ物を食べて、その後に運動をすることによって起こるアナフィラキシーショックです(food-dependent exercise-induced anaphyraxis)。
気管支喘息などのアレルギー疾患のある10代の男の子に多く、学校で昼食後に発症する子供もいます。

症状は、全身の熱感・かゆみに続き、全身の蕁麻疹が出現します。腹痛・嘔吐・下痢などの消化器症状や呼吸困難・喘息発作などの呼吸器症状を伴い、重症の場合はショックによる血圧低下・意識消失などが起こります。
原因となる食物は、小麦・エビなどが多く、カニ・イカ・貝類などの報告もあります。食べたあと、2時間以内に運動していることが多く、運動の種類・程度は様々です。

病院での治療は、ショックの治療をいかに早く行うかです。疑われる場合には、まずしっかりと診断をし、予防に努めることが原則ですが、危険性の高い場合には、抗ヒスタミン薬やエピネプリンの注射薬(エピペン)を持っていてもらうこともしています。
当院は、『エピペン注射液処方医師』の登録医療機関です。詳細は、メルク社のエピペンのホームページ を参照ください。

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